断熱材の施工方法

S邸新築工事
敷地面積264㎡(80坪)
木造二階建
延床面積152㎡(46坪)

前回はアクリアのグラスウール断熱材についてお話させていただきました。
https://mukai-koumuten.jp/グラスウール断熱材/

今回はその断熱材の施工方法についてお話します。
断熱の施工方法は大きく分けて3つあります。

・充填断熱
柱と柱の間など、躯体内の空間に断熱材を充填する工法
・外張り断熱
柱の外側に断熱材を張り付ける工法
・付加断熱
充填断熱と外張り断熱の両方を施工する工法

どんなに断熱性能の高い断熱材を選んでも、
それを隙間なく敷きつめて家を覆わなければその性能は発揮できません。
断熱材の種類も大事ですがしっかりと断熱することこそが重要なのです。

S邸では付加断熱で施工しています。

付加断熱は、断熱材を付加するわけですからその分のコストが増えます。
しかし充填断熱や外張り断熱だけよりも断熱材を厚くできるため、断熱性能を高めやすい工法です。
そして暖まりやすく、冷えにくいため省エネにも特化しています。

下の写真のようにS邸では外側に105mmの断熱材、
壁側にも105mmの断熱材を使用していて珍しい施工方法です。