グラスウール断熱材

S邸新築工事
敷地面積264㎡(80坪)
木造二階建
延床面積152㎡(46坪)

北陸地方や雪の降る地域の方々は家を建てる時に
特に気になるのが家の断熱性能ではないでしょうか。
断熱材というと「寒さ対策」と考える人も多いでしょうが、
昨今の日本の夏は40度を超えることもしばしば。
今年の夏も各地方で最高気温を更新しましたね。
暖かい地域でも窓を遮熱した家の断熱性能が高いほうが
効率良く家の中を冷房することができるんです。
そんな皆さんが気になる断熱材についてお話します。

今回はS邸の壁や天井で使用しているアクリアの
グラスウール断熱材についてお話したいと思います。

グラスウールは、細いガラス繊維が組み合ってつくられる空間によって、
熱を伝えにくくしている断熱材です。
アクリアは一般のグラスウールに比べ繊維径が細く、
本数が多いので、断熱性能がさらに高くなっています。

グラスウールの特徴
・断熱性に優れ熱損失を少なくする。
・優れた防音性を持つ。
・無機質のガラスを素材としているため、不燃材である。
・腐ったり、虫が食ったりしない。
・軽くて施工が極めて容易である。

そしてアクリアのグラスウール断熱材は日本で初めて発売された
ノン・ホルムアルデヒドのグラスウール断熱材です。
ホルムアルデヒドはシックハウス症候群との関連だけでなく、
発がん性も指摘されている有害物質です。
アクリアは、このホルムアルデヒドを一切含まない原材料を使用して
製造している健康に配慮したグラスウール断熱材です。

今回はグラスウール断熱材についてお話しましたが、
断熱材にはほかにもポリスチレンフォームやウレタンフォーム、
ポリエステルやセルロースファイバーなど様々な種類があります。
断熱材の優劣は一概には決められません。
用途や価格なども様々ですので建物やご自身の予算にあった断熱材を選びましょう。

そして断熱材は種類だけでなく、施工方法も何種類かあります。
次回はその断熱材の施工方法についてお話します。