ガルバリウム鋼板の屋根

S邸新築工事
敷地面積264㎡(80坪)
木造二階建
延床面積152㎡(46坪)

今回はS邸の屋根についてご紹介します。

屋根は金属の板である鋼板がよく張られています。
金属の素材は「亜鉛メッキ(トタン)」や
「ガルバリウム」「銅」「ステンレス」「アルミ」などがあります。
費用対効果の観点から「ガルバリウム」が最も使われています。
S邸ではこのガルバリウム鋼板を使用しています。

ガルバリウム鋼板は主にアルミと亜鉛で構成された鋼板です。
従来のトタンに比べてサビに強く施工性がよい特徴があります。
また、ガルバリウム鋼板は一般的な国内の屋根材の中で一番軽くて
地震の影響が少ないのも特徴の一つです。

ガルバリウム鋼板の屋根は横に張る横葺(よこぶき)と
縦に張る縦葺(たてぶき)の二種類があります。
縦葺は横葺と違い、横のラインに継ぎ目がありません。
そのため雨漏りしにくい特徴があります。
一方横葺は複雑な形の屋根に適している特徴があります。
S邸は縦葺で張っています。

近年人気の屋根材となっており、
複数のメーカーから様々な特徴のガルバリウム鋼板が販売されています。
デザイン性が乏しいとされる金属系の外壁材の中では、群を抜いてカラーもデザインも豊富です。
また耐用年数が30年ほどと、他の金属系の屋根材に比べて長いというメリットがありますが、
メンテナンスを怠ると耐用年数が少なくなってしまうこともあります。
メンテナンスをしっかりと行って、ガルバリウム鋼板を長持ちさせていきましょう!